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ダブルボトム 日本株の実例5選|成功とだまし比較

by @kabueng55

ダブルボトムの日本株実例 5 銘柄の比較

ダブルボトムを教科書で覚えても、いざ日本株のチャートで見るとどう判定すればいいか迷いやすいパターンです。

本記事では オルガノ・ヤマシンフィルタ・ナガホリ ほか日本株の実例 5 銘柄を、完成型・強い形・ブレイク伸長・だまし・地合い悪化に分類して比較します。

最後に nitekabu のチャート類似検索で同じような候補を探す手順までまとめます。

この記事でわかること

  • ダブルボトムの日本株実例 5 銘柄をチャートで比較
  • 完成型・強い形・ブレイク伸長・だまし・地合い悪化の 5 分類
  • 各銘柄の 1 番底 / 2 番底 / ネックライン / 出来高の観察ポイント
  • nitekabu のチャート類似検索で似た候補を探す手順
  • 成功例と失敗例を分けるチェックリスト

ダブルボトムの日本株実例を見る前に確認する 3 条件

実例を見る前に、2つの底、ネックライン、出来高で形を判定します。

条件見る場所判定の目安
2つの底の対称性1番底と2番底±5% 前後を目安
ネックライン2つの底の間の戻り高値終値で上抜け
出来高底、戻り、突破時収縮から再増加

本記事では、日本株5銘柄を比較します。
そのため、条件解説は短く整理します。
詳しい定義はダブルボトムの見つけ方を参照してください。

1. 2つの底が近いか

まず見るのは、底の高さです。
1番底と2番底が近いほど、形は整います。
目安は**±5%**前後です。

ただし、完全一致は求めません。
大型株と小型株でもブレ幅は変わります。
下落後の位置も合わせて見ます。

2. ネックラインを越えたか

次に、戻り高値を確認します。
2つの底の間にできた高値です。
ここがネックラインになります。

ダブルボトムは底だけでは未完成です。
終値で越えたかを確認します。
ザラ場の一時的な上抜けは分けます。

3. 出来高が増えたか

最後に、出来高を見ます。
形が似ていても、出来高で印象は変わります。
薄いままの突破は弱い形です。

理想は底で増え、戻りで減る流れです。
その後、突破時に再び増える形です。
ここはだまし判定でも見落とせない要素です。

この3条件は観察基準です。
売買推奨ではありません。
以降の5例も、同じ物差しで比較します。

世界共通の標準定義は Investopedia の Double Bottom でも整理されており、2 つの底が同じ水準・ネックライン上抜けで完成、という枠組みは共通です。

実例1:オルガノは完成型のダブルボトム

オルガノ (6368) は、教科書通りの 2 つの底とネックライン突破が見える完成型です。

オルガノ ダブルボトム 完成型

分類は成功形です。
1番底、戻り高値、2番底、上抜け。
この順番がきれいに並んでいます。

最初の底は、2022年10月上旬です。
そこからいったん戻し、戻り高値を作りました。
この戻り高値がネックライン候補です。

その後、再び同じ価格帯まで押しました。
ただ、2番底は大きく崩れていません。
ここが完成型として見やすい点です。

YouTube 動画でも、
オルガノはダブルボトム例として扱われています。
底の位置が見えるため、損切りも単純と説明されています。

出来高の流れも理想形に近いです。
2番底ではいったん細りました。
その後、ネックライン突破で増えています。

特にブレイク局面では、
参加者が一気に戻った形に見えます。
形だけのWではなく、出来高も伴う例です。

ただし、これは過去チャートの観察です。
特定銘柄の売買推奨ではありません。
観察基準として見てください。

観察スナップショット
確認項目観察値見方
確認日2026-05-16過去チャート確認
1番底1,993円2022-10-03 安値
戻り高値2,221円ネックライン候補
2番底1,981円2022-10-13 安値
ブレイク終値2,269円ネックライン上抜け
2番底出来高116,200株いったん細る形
ブレイク出来高541,600株約4.7倍に増加

この事例で見る点は、底の近さです。
1番底と2番底の差は**約0.6%**です。
関連記事の目安より、かなり整った形です。

次に見る点は、ネックラインです。
2,221円付近を終値で越えています。
ここで未完成から完成候補へ変わります。

最後に、出来高です。
底で細り、突破で増える流れ。
ダブルボトムの完成型として比較しやすい例です。

ゆうちょ銀行 (7182) スナップショット (X 一次情報出典)
項目
出典@tomomi_cd_0402 (2026-05-12)
完成シグナルダブルボトム完成 + 前回高値ブレイク
複合条件パーフェクトオーダー (5MA > 25MA > 75MA) + ゴールデンクロス全成立
判定軸単独より複合シグナル揃った時に確度上昇

X でも、日本の株式アナリスト(@tomomi_cd_0402)さんが、ゆうちょ銀行(7182)について「ダブルボトム完成 → 前回高値明確にブレイク、移動平均線がパーフェクトオーダー完成、5MA が 25MA・75MA を上抜けてゴールデンクロス全成立」と複合シグナルの揃った完成例を解説していました。

実例2:ヤマシンフィルタは2番底が浅い

ヤマシンフィルタ(6240)は、2番底が浅い強い形です。

1番底のあと、再び安値を試しています。
ただし、2番底は1番底を割りません。
ここがこの例の観察ポイントです。

一般的に、2番底が浅い形は、
「もう底を割らない」サインとして扱います。
売り圧力より、買い圧力が勝った形です。

ヤマシンフィルタの浅い2番底

YAMASHIN FILTER

動画では、ヤマシンフィルタを、
割安感銘柄のダブルボトムとして解説しています。
参照元はYouTube 動画です。

ポイントは、チャートだけではありません。
業績面では厳しい決算が出ていました。
一方で、株価は長く調整していました。

そのため、割安感ファンダと、
底値圏のW字が重なった例です。
さらに、丸い底の後に押し目もあります。

この押し目は、CWHにも近い形です。
ダブルボトムだけを見るより、
反転後の維持力まで見たい場面です。

観察項目目安読み方
1番底300円前後長期下落後の底値圏
2番底320円前後1番底より浅い
2番底差+20円前後安値更新を避けた形
ネックライン350円前後戻り高値帯
その後の節目400円前後伸長確認の目安

数値は動画内チャートの目視目安です。
売買判断ではなく、観察基準です。
推奨ではない点に注意してください。

この例は、きれいな左右対称ではありません。
むしろ、2番底が浅い非対称型です。
ここに強さが出ています。

1番底を割らずに切り返す。
ネックラインを試す。
その後、押し目が浅くなる。

この流れが揃うと、
強いダブルボトム候補として見ます。
成功形より、買い圧力の厚さを見る例です。

大型優良株の例として、ダイ(@dye_lt)さんも TDK(6762)の日足ダブルボトム完成を、前回高値ラインと取得単価ラインを明示したチャートで共有していました。中小型株だけでなく、東証プライムの大型優良株にも同じ形が現れる典型例です。

実例3:ナガホリ(8139)ネックライン突破後に伸びた形

ナガホリ(8139)は、ネックライン突破後に値幅を広げた教科書的な事例です。

分類はブレイク伸長型です。
W字形成、突破、押し戻り、再加速。
この順番が比較的きれいに出ています。

ナガホリ ネックライン突破後

最初の注目点は、2つの底の位置です。
安値圏で底値が近くなっています。
ここでW字の候補として見られます。

次に、中央の戻り高値を見ます。
ここがネックラインの目安です。
突破前は上値を抑える線でした。

ナガホリは、この線を抜けた後が特徴です。
一度だけの急伸で終わっていません。
押し戻りを挟みながら値幅を広げました。

この押し戻りが重要です。
過去の抵抗線が支持線に変わる形です。
いわゆるロールリバーサルです。

ロールリバーサル後に再び強含むと、
だましとの見分けがしやすくなります。
ただし、売買推奨ではありません。

YouTube 動画でも、
ナガホリはダブルボトム銘柄として扱われています。

観察スナップショット (X 一次情報出典)
項目
出典YouTube yzs7-M-366g 「8139 ナガホリ ダブルボトム + 株価診断良好」
形成期間数ヶ月の下落後 (動画解説時点)
観察ポイント2 番底 → ネックライン突破 → ロールリバーサルで支持線維持
ブレイク後値幅を広げた事例として動画内で解説
判定完成型・継続上昇

株価診断の良好さにも触れられています。

ただし、動画内の評価をそのまま使いません。
本記事ではチャートの流れに絞ります。
形成から継続までの観察です。

見る順番は次の通りです。

段階見るポイント
形成2つの底が近いか
突破ネックラインを終値で超えたか
押し戻りネックライン付近で止まるか
継続再び値幅を広げるか

この形は、完成後の動きが学びやすい例です。
W字だけでなく、突破後も確認できます。
形だけの候補とは差が出る場面です。

特に見るべきは、突破直後ではありません。
突破後の押し戻りと再加速です。
ここで検証のブレを減らせます。

なお、ここでの分類は観察基準です。
特定銘柄の売買を促すものではありません。
地合い、出来高、決算日は別に見ます。

ダブルボトム候補を nitekabu で探す
nitekabu のチャート類似検索で、W字に近い日本株候補を確認できます。
nitekabu でチャート類似検索を開く

ブレイク後の値動きが具体的な事例として、孤高の勝者(@Luiscsorona)さんは日本製鋼所(5631)の Wボトム形成から、8,600 円台の底値を経て 9,600 円超えまで約 12% の上昇を観察していました。中村(@k02169484)さんも岡本硝子(7746)で「20 日で +31.5%」というブレイク後の値動きを記録しています。なお、これらは過去事例の観察であり、将来の値動きを保証するものではありません。

実例4:出来高不足で失速しただまし例

ネックライン上抜けでも、出来高が 20日平均未満 なら押し戻されるケースが多いです。

ここでは出来高不足型のだましを見ます。
形だけなら、ダブルボトム完成に見えます。
ただし参加者の増加が弱い形です。

出来高不足のダブルボトムだまし

値動きの流れ

日数値動き見る点
当日終値でネックライン上抜け形だけ完成に見える
翌日寄り付き後に失速維持できない
3営業日後ネックライン下抜けだまし扱いが多い

問題は、上抜け当日の出来高です。
価格は抜けても、出来高が増えません。
この形は買い手の厚みを測りにくいです。

目安は 出来高1.5倍以上 です。
直近20日平均との比較で見ます。
平均未満なら、観察を一段弱めます。

YouTube 動画では、
ダブルボトムの損切りを機械的に扱います。
底値やデッドラインを決める考え方です。

同動画では、数日連続で下回るかを見ます。
一瞬の下振れだけで判断しないためです。
リスクを先に決める発想です。

私(@kabueng55)も、
出来高を確認せずに入った経験があります。
終値の上抜けだけを見ていました。

翌日、寄り付き後に勢いが続きません。
3営業日後にネックラインを割りました。
一般的にはだましとして扱うケースです。

この型の観察基準

観察項目だまし寄りのサイン
出来高20日平均を下回る
翌日寄り付き後に伸びない
維持3営業日内にネックライン割れ
陰線出来高を伴って戻される

この表は観察基準です。
売買推奨ではありません。
投資判断は自己責任でお願いします。

出来高不足の上抜けは、形だけの完成です。
日本株の実例比較では、ここを分けます。
ネックラインよりも、上抜け後の維持 が重要です。

複数時間軸で見る視点として、クッキー(@pejaponwataru)さんはソフトマックス(3671)について「月足のゴールデンクロス + 週足 FIBO50% サポート + Q 足 200EMA 上抜け」とマルチタイムで底打ちを確認するアプローチを共有していました。上位足の流れが整っていると、下位足のだましに引っかかる頻度は下がりやすくなります。

実例5:地合い悪化で崩れた失敗例

個別チャートが整っていても、日経平均が25日線を下回ると押し戻されやすいです。

この例は、ダブルボトムの失敗形です。
ネックラインを一度超えた後、翌日に日経平均が悪化。
同じセクターの銘柄も連動して崩れました。

地合い悪化で崩れたダブルボトム

ブレイク後に地合いが反転した形

最初の形だけ見ると、W字は整っています。
2番底も大きく崩れていません。
ネックライン超えも確認できます。

ただし、翌日の指数が弱い展開でした。
特に見るのは、日経平均が25日線を下回る場面です。
この時は個別の反転が続きにくい傾向です。

セクター指数も同じ方向に崩れると、
個別株だけで粘る前提は弱くなります。
成功形ではなく、地合い負けの失敗例。

観察したい3点

観察点見る内容解釈
日経平均25日線の上下地合いの順逆を分ける
セクター同業の連動個別要因かを確認
決算日発表前後か材料変化を分ける

YouTube 動画では、
ダブルボトムを定義とデータで見る姿勢が語られています。
形だけでなく、前提条件をそろえる考え方です。

この考え方は、地合い確認にも使えます。
W字、ネックライン、出来高だけで終えません。
指数と日程まで同じ表に入れます。

なお、ここでの基準は観察基準です。
売買推奨ではありません。
除外判断も、検証のブレを減らすためです。

地合い悪化の見方は、
逆三尊だましの記事でも整理しています。
ダブルボトムでも同じ注意点になります。

日本株候補を nitekabu で探す手順

nitekabu のチャート類似検索 + 完成度フィルタで、日経225から候補を抽出します。

本章では実例比較の入口だけ扱います。
4条件やネックライン定義は、
ダブルボトムの見つけ方を参照してください。

Step 1: nitekabu にアクセス

まず、nitekabu を開きます。
「📐 パターンで探す」を使います。

ここでは日経225を母集団にします。
手作業で全銘柄を見る前の候補出しです。

Step 2: 「ダブルボトム」を選択

パターン一覧からダブルボトムを選びます。
最低形成日数は35日を目安にします。

短すぎるW字は、単なる反発と混ざります。
そのため、日数条件を先にそろえます。

Step 3: 形成期間と完成度を絞る

形成期間は中期 41-90 日を起点にします。
実例比較では、日足の形を見やすい幅です。

完成度は完成に絞ります。
形成中を入れると、2番底が動きます。
ネックラインも後から変わります。

これだけで、入口時点で「形成途中で買って崩れる」だましリスクを機械的に除外できます。
完成度フィルタ + 中期 41-90 日 の 2 つだけで、候補の質は大きく変わります。

Step 4: 結果と出来高を目視する

候補一覧で、W字の位置を確認します。
次に、各チャートで出来高を見ます。

nitekabu は形の類似度を返します。
出来高の強弱は個別確認が必要です。
ここが、だましとの分かれ目です。

nitekabu でダブルボトム候補を探す手順

nitekabu を使うときの注意点

nitekabu は候補抽出の道具です。
投資判断そのものを代行しません。
観察基準であり売買推奨ではありません。

  • 対応銘柄は日経225中心です
  • 検出結果は形の類似度です
  • 出来高は個別チャートで見ます
  • 決算日と地合いは別に確認します
  • 完成形でもだましは残ります

だまし回避を重視する場合は、
逆三尊だまし回避
nitekabu 手順も近い考え方です。

本記事では、この手順で候補をそろえます。
そのうえで、成功形、強い形、だまし、
失敗例として5銘柄を比較します。

まとめ:成功例と失敗例を分けるチェックリスト

5銘柄の差は、形より確認順に出ます。

見えたことは3つです。
出来高が伴う形は残りやすいです。
2番底が浅い形は強めです。
突破後の維持確認も見落とせません。

1. 形だけでなく出来高

W字だけでは判断がぶれます。
ネックライン突破時の参加者を見ます。

目安は出来高 1.5 倍です。
20日平均比で確認します。

2. 2 番底が浅いほど強い

2番底が1番底より浅い形は、
売り圧力が弱い形に見えます。

特に2 番底が浅い形は、
強い候補として観察しやすいです。

3. ブレイク後はロールリバーサル待ちが慎重

上抜け直後は、だましも混ざります。
一度ネックラインへ戻るか見ます。

支持線に変わるなら強い形です。
戻って割るなら保留します。

銘柄分類観察ポイント
オルガノ (6368)完成型2 つの底とネックライン突破が教科書通り
ヤマシンフィルタ (6240)強い形2 番底が 1 番底より浅い
ナガホリ (8139)ブレイク伸長ロールリバーサル後に値幅拡大
ゆうちょ銀行 (7182)複合シグナルダブルボトム + パーフェクトオーダー (X 引用)
日本製鋼所 (5631)リターン具体8,600 円台→9,600 円超え (X 引用)

ここでの基準は観察基準です。
売買推奨ではありません。
投資判断は自己責任でお願いします。

なお、本サイトの運営者情報免責事項もあわせてご確認ください。

基本条件はダブルボトムの見つけ方へ。
だまし回避は逆三尊だまし回避へ。
銘柄比較は逆三尊銘柄も近いです。
失敗側はカップ失敗例が参考です。

今日この記事を読み終わったらやること

  1. nitekabu で候補を絞る
  2. 出来高 1.5 倍と2番底の浅さを確認
  3. 損切り価格を書く

損切り価格は2つで考えます。
ネックライン下抜け。
または1番底割れです。

「投資家タイプ診断 shindan」
チャート重視か資金管理重視かを確認できます。
shindan を開く

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よくある質問

Q. ダブルボトムの日本株実例で見るべきポイントは?

A. 2 つの底の対称性、ネックラインの位置、ブレイク日の出来高の 3 つです。本記事では 5 銘柄を成功型・強い形・ブレイク伸長・だまし・失敗例に分類して比較しています。

Q. 2 番底が 1 番底より浅いと強い形ですか?

A. 一般的にはそう扱うケースが多いです。買い圧力が早く戻ったサインで、ブレイク後の上昇力が強い傾向があります。実例 2 のヤマシンフィルタ (6240) で観察しています。

Q. ダブルボトムのだましをチャートで見抜く方法は?

A. ブレイク日の出来高が 20 日平均を下回るケースが代表的な失敗パターンです。実例 4 で具体的に解説しています。詳しくは記事「逆三尊 だまし回避」も合わせて参考にしてください。

Q. 日本株でダブルボトム候補をどう探せばいい?

A. nitekabu のチャート類似検索で「ダブルボトム」を選び、形成期間「中期 41-90 日」/ 完成度「完成」フィルタで日経 225 から候補を抽出できます。詳しくは「nitekabu 手順」セクションで解説しています。

Q. 完成形と形成中ではどちらを買うべき?

A. リスク管理の観点では完成形を待つ方が、形が変わるリスクが少なくなります。先回りで形成中を狙う場合は、損切り価格を事前に明示しておくのが現実的です。